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2011年11月13日日曜日

命を救った訪問入浴





















11/3、芋煮会に参加しました。
ある老人ホームが計画した会で、10月から入ってきた仮設住宅の入居者の交流を主な目的とした行事でした。いろんな団体に協力を依頼しつつ、企画からわずか10日ほどで形になりました。
その施設のあるところは、震災の被害にあまりあわなかった地域といわれているところでしたが、ライフラインはすべて止まっていました。施設には3日間の備蓄しかなく、自力でなんとか7日間までの食料を確保して、その後食料を届けてくれた業者があり、なんとかしのげたとのことでした。地域の福祉の担当の方と話しました、仮設住宅ばかりマスコミで取り上げられていますが、自宅でなんとか暮らしている人には届かない支援や使える制度の差異があるようです。

老人ホームの入居者の方で、雄勝で被災した夫妻のもとへ行かせていただきました。その夫妻は、前回鎌田先生が会っていった方で、毎日新聞に載っている方です。
震災当日、たまたま2日に1回の訪問入浴を受けていて服を着替え終わったそのときに地震がきました。入浴サービスのスタッフが念のためにと車に乗せて高台へ連れて行ってくれたために命が助かったということでした。なんという幸運。そのまま、トンネルで一晩をすごし、移動した避難所では要介護の方のコーナーで看られていました。以前の雄勝のきれいな風景写真も見せていただきました。こんなにきれいな町だったのに。現在は、今年5月からできた老人ホームに2人で入られました。いろいろな歴史のあるお二人とお話して、とてもに心豊かになりました。

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