11月に毎週1回研修にきてくれた、N日赤病院研修医のK先生。
研修目標に、「地域医療がどんなものかを、患者さんと関わることで肌で感じること」を掲げてくれました。回を重ねるごとに、「もう少し積極的に患者さんと話をしたい」と意欲的に取り組み、朝の来院後はすぐに待合室で患者さんと共にいらっしゃいました。そして、最終日を迎える前の日には「最終日には患者さんとお茶っこのみをする」という目標を掲げました。研修医旅行で買ってこられたおせんべいなどを「診察後にお召し上がりください、血糖の高い方は控えてください」と書いた紙とともに待合室において、自らお茶を出すというサービスを午前中続けられました。患者さんの「ありがとう」「先生と話せてよかった」「元気がでた」の言葉がやみつきになったようです。最終日の振り返りでは、「目標はおそらく到達できた」 という評価をして、
この研修でとくによく研修できた点「患者さんとのコミュニケーション」「患者さんと接する機会が多く勉強になりました」といって帰っていかれました。
地域の皆さんの温かい心で、地域が研修医を育てていく・・そんな医療がここでも根付いていくと思います。
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