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2011年10月31日月曜日

桧原先生登場

自分の支援も最終週となり、昨日東京で友人の結婚式に参加した後、東京駅で桧原先生と合流。
なつかしい諏訪中央病院の仲間にあってホッとしました。
残るところわずかですが、頑張って支援と引き継ぎをしたいと思います。

本日は雄勝診療所。そんな通勤路に大きな変化が。先々週の月曜日から北上大橋が再開通したこと、女川との分岐点の交差点に信号ができました。少しずつですが、復興に向かっていると思いたい。

今日は午前中に19人ほど受診があり、開院して以来2番目に忙しい午前中となりました。
先週くらいから新患の数が増えており、さらにインフルエンザの患者が増えるだろうことを考えると桧原先生が来たことは少し心強い。

忙しい中、レントゲンの撮影などを引き継ぎ。マニュアルのようなものを用意しておけばよかったかと少し反省。

午後は訪問診療一件、今日はお留守番せず医師3人の大所帯でいきました。
患者さんは悪性腫瘍の末期さんで、意思疎通はできるもののほとんど寝たきり。
奥さんと2人暮らしで隣に娘さん(お嫁さんだったかな?)が介護のため引越したようです。
訪問先の仮設住宅地はもともと見晴らしの良い小さな公園。
奥さんの娘さん?いわく、「デートスポットだったのかな?」と。

話をさかのぼると。
地域の基幹病院から退院し、自宅に返ったものの危険地域ということで介護の介入ができず、介護に入ってもらうため奥さんと娘さん、山の中の仮設住宅に引っ越すという苦渋の選択をしました。

週に2回ヘルパーさん、1回訪問入浴、1回訪問介護があり、奥さんは「風呂も入れてこっちに移ってよかった」と笑顔。やはり介護ケアの存在は大きいと実感。

訪問診察も週1回あるいは月2回の密なかかわりが必要そうです。

帰りの車の中、桧原先生が医師、看護士、ヘルパーの連絡帳を訪問先に置いたらどうかという提案が。
確かに以前リバーサイドクリニックで訪問診療の手伝いをしていた時、なかなかじかに会うことのないスタッフたちとの連携に非常に役に立ったことを思い出しました。

O先生も「それはいいね!!」と反応があり、早速導入になりそうです。

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