75名の仮設住宅住民の方々が遠路はるばる茅野までやってきてくださいました。
7月21日(土)~7/24(火)の3泊4日。
三足走仮設住宅からバスにのって蓼科高原、車山まで。
最初の二日はあいにくイマイチの天気だったようですが残り二日はとてもいいお天気でした。
2日目のレセプションでは地元の東部中学生の生徒さん達がすばらしい歓迎の演奏をしてくれました。
大川小学校その他で多くの子供達を亡くした地区の方々です。
皆さんの涙の裏には色々な想いがあったに違いありません。
僕もちょうど1年前その地区に行ってた時の光景や人々との事を思い出して涙をもらってしまいました。
「諏訪中央病院から始まり、皆さんと出来てきた小さな絆を少しづつ縒って太くしていきたい」 と柳平市長さんが挨拶してくれました。
別に認められるために僕達やってきたわけじゃないし、 今回のこともほとんど何も企画に関わったわけではないですが、そういっていただけるとうれしいですね。
「絆が絆を生む。」
世界は美しいです。
翌日は国宝・縄文のビーナスがある縄文考古館の敷地にある自然の森で交流会がありました。 「健康相談」にのるという立場で病院から参加させていただき、茅野市民の人々や石巻の人たちと再度交流を持つことができました。
真っ白なお餅を一緒についたり、血圧を計ったり、一緒に寒天食べたりししながら色んなお話ができました。
久しぶりに会った石巻の人たちはとても明るく「まだまだこれからが大変よ」といいながらも、1年前や半年前とはまた少し違った雰囲気でした。
もちろんその陰にはまだまだ立ち上がれない人もいるし、やっと支えられて立ったばかりのひともいる。 それでも皆さんの笑顔を見ていると「ありがとう」となぜか言いたくなるようなそんな気持ちになります。
「ほんっとにみなさんからいただいた恩は忘れねえよ。」
こう力強く語った下さったおじさん。
「もし茅野になんかあったらすぐに船走らせて~くるからな!!」
・・・海には面していませんが。
本当に皆さんに再開できて幸せでした。
これからも応援しています!!
写真はレセプション会場にて「きやりと御柱太鼓」に合わせて全員で「よいさ~」と言う所。