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2011年12月19日月曜日

「雄勝支えあいセンター」
















「雄勝支えあいセンター」

雄勝診療所のとなりにある、仮設住宅の見守りなどをしている組織です。

具体的にどんな活動をしている組織か、書き残しておきます。

雄勝支えあいセンターには 復興コーディネーター1人、そのほか4人の支援員がいる。 以前の雄勝地区でのデイサービスで働いていた、地元の情報を知っている方が頼りになる。 普段は3人1組で行動している。1人がチェックリストにしたがって、郵便物や新聞などをみているなか、ほかの2人は1軒5分以内で訪問を行っている。決して部屋の中には立ち入らずに、お茶を飲まずに玄関先で話をきく。なぜなら、彼らの仕事はスクリーニングであり、1軒ごとにあがりこんでいると、目標とするお宅全部を回れないからだ。
1軒をどの頻度でいくかは、その方のニーズによって決まっていく。週1回の人、毎日の人がいる。その調整は11月いっぱいまでかかったとのこと。


支援員の方から、住民についての貴重な一報が(巡回看護師経由でも)入る。「内服ができていないようだ」「体調がおもわしくなく、あまりたべていないようだ」。実際、この一報が入院治療へとつながる一歩となった方にも遭遇した。彼らは雄勝の健康を守る活動を、この寒い中も続けている

ささえあい支援センターの概要をこの後入れておきます。興味のある向きはご覧ください。
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ささえあいセンター等業務概要(案)石巻市 仮設住宅運営管理室1 目的東日本大震災による被災者及び仮設住宅入居者に対し、専門職種による相談・生活支援を実施し、仮設住宅等における介護・看護・福祉サービス等の拠点を整備することにより、被災者の生活支援を図る。(石巻市被災者生活支援事業実施要綱;詳細別紙)
2 目標 仮設住宅における孤立(死)を予防する。
3 ささえあいセンター(1) 設置目的;センターは、相談・生活支援、介護・看護・福祉サービス提供及び被災者並びに仮設住宅入居者の交流の拠点施設として利用する。(2) 拠点施設;各地域における拠点センター本庁地区 蛇田、開成、大橋、万石(以上、全てプレハブ施設)総括センター(社会福祉協議会災害復興支援対策課)総合支所地区 社会福祉協議会各支所、大森(プレハブ施設)(3) ささえあいセンター;仮設住宅団地内にある集会所、談話室(計99施設)
4 関係機関(1) 石巻市;仮設住宅入居者の健康状態等については、保健師(健康推進課及び各保健福祉課)が全戸訪問調査を実施するとともに、拠点施設を中心に被災者の生活支援を実施する。(2) 石巻市社会福祉協議会;拠点施設・ささえあいセンターを拠点として、応急仮設住宅管理運営業務(応急仮設住宅の巡回・見守りや入居者の生活相談、関係機関への連絡調整などの運営・管理業務)を実施する。(3) 石巻市文化スポーツ振興公社;拠点施設のうち、プレハブ施設(蛇田、開成、大橋、万石、大森;5施設)について、毎日9時から17時まで職員が常駐し、施設管理(集会所の鍵の貸出しを含む。)を実施する。
5 見守り業務の概要(社会福祉協議会)(1) 訪問支援員;担当団地における仮設住宅の巡回・見守りを実施するとともに、入居者の生活相談を受け付ける。(2) エリア主任;担当エリアにおける訪問支援員の報告を受け、巡回・見守り状況、相談受付状況等を総括する。(3) 復興支援コーディネーター;エリアマネージャーの報告を受け、関係機関への連絡調整を図る。(4) 社会福祉協議会;拠点施設職員は、復興支援コーディネーター、エリア主任、訪問指導員を指揮、総括するとともに、市との連絡調整を図る。
6 ささえあいセンターの管理(1) 予約;本庁地区は、仮設住宅運営管理室、総合支所地区は、保健福祉課において利用予約(申請)を受け付ける。(2) カギの貸出し;拠点施設において、利用者に対しカギを貸し出すとともに、利用報告を受ける。(3) 地元管理;市は、仮設住宅の入居者のなかから管理人を委嘱し、地元利用の促進を図るためにカギを預ける。(4) 管理経費;センターの管理経費は、市が支出する。なお、管理人に対し、集会所維持管理相当額として活動費を支給する。
7 訪問支援員担当業務(市依頼事項)(1) 仮設住宅の巡回(異常の報告)(2) 市職員(保健師等)及び復興支援コーディネーター等の協議結果に基づき、対象世帯を訪問(声掛け)する。(状況の報告)(3) 市から連絡事項(健康相談会の開催などお知らせ)の周知(チラシ等の掲示及び配布、引きこもりがちな世帯への声掛け)(4) 団地内行事への出席状況(全く行事に参加しない引きこもり者のリストアップ)
8 エリアミーティング(1) 各エリアごとに、仮設団地、入居者等の情報交換を行い、関係機関の効率的な連携を図る。(2) 市職員及び復興支援コーディネーター等の協議結果に基づき、訪問支援員が、対象世帯を訪問(声掛け)する。

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